高麗人参が高血圧を正常に導くことがわかる5つの話

公開:2017年10月4日 |更新:

「高麗人参は血圧を上げるから高血圧の人には良くない」これが一昔前の常識でした。

しかし薬学博士の久郷 晴彦さんによりますと、全国の医療施設で同時に行われた高麗人参を摂取する臨床試験で血圧が下がることが立証されたようです。

つまり高麗人参には高血圧を正常に導く作用があることが分かっているのです。

当記事では高血圧の話しから始まり、なぜ高麗人参が高血圧患者に効くのかを分かりやすくお話ししていきます。

目次:

  1. 高血圧とは?
  2. 高血圧が引き起こす病気
  3. 高血圧患者が高麗人参を摂った結果
  4. 高麗人参が高血圧に作用する理由
  5. ワーファリンと高麗人参の併用NG?

「高血圧」とは、正常者の血圧よりも高い血圧値が続くケースを指します。

そもそも「血圧」とは、心臓が送り出している血液が“血管に加える力”のことですね。

血圧を測定すると「最高」と「最低」の2つの値で示されます。

血圧値が最高(最大)とは、血液を送り出すために心臓が収縮した(小さくなった)ときの大動脈の内圧のこと。

これとは逆に血圧値が最低(最小)とは、心臓が拡張して(大きくなって)酸素を運んで戻って来た血液を心臓へ貯めるときの動脈の内圧のこと。

国民の健康増進に寄与することを目的に1978年に設立された『日本高血圧学会』によりますと、高血圧の測定値を下記の通り定義しています。

  最高血圧(収縮期血圧) 最低血圧(拡張期血圧)
高血圧 140 mmHg以上 90 mmHg以上

高血圧の細かい分類は下記のグラフをご覧いただくと分かりやすいでしょう。

高血圧の診断と分類


▲画像引用元:セントラルクリニック「血圧測定

正常血圧の範囲内であれば心配ありませんが、それを超えてくると高血圧の判定が下されます。

もしこの高血圧を放置するとどのような病気にかかる可能性があるのでしょうか?

続いて高血圧が引き起こす病気を見ていきましょう。

厚生労働省が公表した日本人の死亡要因を見てみると、次のことがわかります。

  • 1位:悪性新生物(=ガン)
  • 2位:心疾患(=心臓病)
  • 3位:脳血管疾患(=脳卒中)
  • 4位:肺炎

▼主な死因別死亡数の割合
(画像引用元:平成22年人口動態統計月報年計の概況より)

この中で2位の心臓病と3位の脳卒中は血管に障害の起こる病気であり、そのもっともな要因は高血圧であることが分かっています。

上記のグラフからも分かるように、高血圧がかかわる病気が全体のおよそ3割を占めています。

スイスに本拠地を置く国際的な製薬・バイオテクノロジー企業『ノバルティス』の医薬品事業会社が運営するサイト『血圧ドットコム』では、高血圧を放置すると動脈硬化を引き起こすことを指摘しています。

「動脈硬化」とは、血管の内腔(ないくう・血液が流れる空間)が狭くなって血液の流れが悪くなる状態を言います。

高血圧による動脈硬化が原因の病気は、主に次の4つが挙げられます。

  • 脳の病気
    脳梗塞(のうこうそく) ・脳出血・くも膜下出血など
  • 心臓の病気
    狭心症・心筋梗塞など
  • 腎障害
  • 糖尿病

命に関わる恐ろしい病気は、治療の施しようがありません。

ただ日頃から高血圧を予防することなら、努力次第で可能です。

実はこの予防に高麗人参が良い効果をもたらすことが分かっています。

次に高血圧患者に高麗人参を摂取させた結果をお話しをします。

10年以上も高麗人参の関連製品を提供している『金氏高麗人参』さんの公式サイトでは、「高麗人参が血圧を正常にする」という情報を読むことが出来ます。

高麗紅参を摂取すると、高血圧者の2分の1で血圧が低下し、正常血圧者では95%が不変、低血圧者の3分の1で血圧の上昇、つまり正常化の方向を認めました。

引用:金氏高麗人参 研究開発室「<効果2>高麗人参が「血圧」を正常に

これは中村クリニック漢方内科の山本 昌弘 先生(元・日生病院院長)が316名の高血圧者・正常血圧者・低血圧者に高麗紅参の粉末を摂取した結果です。

「紅参(こうじん)」とは特別な加工を施した高麗人参のことで、通常の高麗人参よりも有効成分が豊富に含まれています。

※ 紅参については記事「高麗人参の紅参とは?」が分かりやすいです。

中でも74名の高血圧者の詳しい結果は、下表でご覧いただけます。

▼高血圧患者に及ぼす高麗紅参粉の影響

結果 最高血圧値の
最大変動
症例数 割合(%)
低下 30- 11 52%
20-29 12
10-19 15
不変   32 43%
上昇 10-19 2 5%
20-29 1
30- 1
    合計74例 100%

ただ高血圧者の全員が改善したわけではありませんが、それでも高麗人参を摂取することで半分の方が高血圧を低下させたことが分かります。

残念ながら摂取した期間が未記載なのでなんとも言えませんが、さらに摂取し続けた結果がみたいですね。

早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構(旧・ナノ理工学研究機構)で研究院教授を務めていた矢澤 一良(かずなが)さんは、次のように説明しています。

高麗紅参に含まれる有効成分「サポニン(※1)」が自律神経を安定させ、交感神経の亢進(こうしん)による血圧上昇を抑えます。

引用:矢澤 一良 著「科学が解き明かした高麗紅参」

※1.サポニンについてもう少し知りたい方は「高麗人参に含まれるサポニンがもたらす5つの効果・効能」をお読みください。

まず高麗紅参の有効成分が自律神経を安定させます。

自律神経は、私たちのコントロールできない数多くの臓器(心臓、肺、胃腸、肝臓など)を調整する重要な働きを果たします。

この自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって保たれています(下図参照)。

自律神経が安定した結果、特に血管や汗腺(かんせん)を支配する交感神経の高揚を抑え、血圧の上昇を防ぐというのです。


▲画像引用:花王ヘルスケアナビ「自律神経の基礎知識 【交感神経と副交感神経】

この他に高麗紅参には血管を拡張する作用があって、血流を良くする効果が期待できるようです。

さらに高麗紅参には血液をサラサラにして血流をスムーズにし、末梢血管の抵抗を減らすようです(つまり高血圧を防ぐ)。

最近の研究結果によって様々なことが分かってきています。

「ワーファリン」は血液をサラサラにするお薬です。

血液を固まりにくくする作用が強力で、いろいろな血栓症(けっせんしょう)の予防と治療に使用されています。

さいたま市立病院のガイドブックには、ワーファリンの作用を強める薬として次のものを挙げています。

  • 風邪薬
  • 痛み止めの薬
  • 化膿止めの薬
  • うつ病の薬
  • てんかんの薬
  • 痛風の薬
  • 糖尿病の薬
  • コレステロールの薬
  • 甲状腺の薬
  • 胃潰瘍の薬

引用:さいたま市立病院 薬剤科・心臓血管外科・循環器科「ワーファリンとは?

一方、ワーファリンの作用を弱める薬は “結核の薬” であることも挙げています。

何かしら影響があることが分かっているため、他の病院でもらった薬や市販の薬を服用する時、担当医に見てもらうことを勧めています。

ワーファリンと高麗人参を併用することで影響するという根拠ある情報を探したのですが、見つけることは出来ませんでした。

ただこれまで説明した内容から高麗人参が高血圧を防ぎ、血液をサラサラにする作用などがありますね。

このためワーファリンと併用すると、ワーファリンの作用を強める可能性が考えられます。

おそらくワーファリンを服用している方は、注意事項などの説明を受けていると思いますが、高麗人参サプリと併用したい方は必ず前もって担当医に相談しましょう。

-高麗人参

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40代・既婚・子供1人のパパです。

最近、健康診断の結果が乏しい内容となり、健全な身体作りに目覚めました。

また昨年、父が肺炎で生死をさまよった時、以前より健康のことを考えるようになりました(ちなみに父は大復活しました!)。

そんな時、友人から高麗人参サプリを勧められ、このブログを立ち上げる流れとなりました。

高麗人参を調べてまとめた情報や実際にサプリを使用した感想などを書いていきます。