高麗人参に含まれる「サポニン」がもたらす5つの効果・効能

高麗人参

高麗人参のサプリ購入を考えている方は、サポニンの効果を期待していませんか?

実際に高麗人参には、糖尿病や更年期障害の予防・改善に効果が期待できる成分を含んでいます。

ここでは高麗人参に含まれる「サポニン」について分かりやすく解説して行きます。

目次:

「サポニン」とは高麗人参や大豆などに含まれる植物成分の1つで、水に溶けると泡立つ性質があります。

サポニンが多く含まれる植物として、高麗人参などのウコギ科、大豆・黒豆などのマメ科、ごぼう、桔梗などが挙げられます。

一般的にサポニンを多量に服用すると毒性を示す性質を持っています。

ある特定のサポニンには、血液中に含まれる赤血球の膜を溶かす働き(溶血作用)が強いため、もし過剰に摂取すると吐き気、下痢、または消化器系に悪い影響を及ぼします。

でも高麗人参に含まれるサポニンには、毒性がないのが最大の特長です。

さらに多量に長期間服用しても習慣性がなく、副作用も起きないことが分かっています。

高麗人参の場合、サポニン成分は大きく3つの大系に分けられます。

興味深い点は、個々のサポニン成分がそれぞれバラバラの作用を持ち、時には正反対の作用が1つの人参の中に共存していること。

例えばサポニン成分の1つジオール系は、中枢神経に抑制的に働いて落ち着かせる効果があります。

もう1つのトリオール系は、中枢神経に興奮的に作用して気分を高揚させる効果があります。

この正反対の作用を持つサポニン成分が、高麗人参(特に根の部分)にそれぞれバランス良く含まれているのです。

このため毒性を示すことなく、自律神経のバランスを整えるなど様々な体調改善の効果が期待できるのです。

続いて各産地別の高麗人参サポニンの種類数を比べてみましょう。

100年以上続く高麗人参ブランド『正官庄』の正規代理店、トミプロ健康堂ドットコムさんが紹介している下表をご覧ください。

種別/加工別高麗人参田七
(でんしち)
人参
アメリカ
ニンジン
竹節
(ちくせつ)
人参
紅参白参
産地韓国産韓国産中国産アメリカ産日本産
総サポニン312415148
ジオール系1814693
トリオール系129944
オレアノール系1111

引用:トミプロ健康堂ドットコム「正官庄 紅参の人参サポニンの凄さ(2)!!」

こちらは各国の高麗人参のサポニンの種類を比較した内容です。

表から読み取れることは、韓国産の高麗人参のサポニン種類数が中でもダントツであること。

ちなみに韓国産の紅参(こうじん)とは、加工した高麗人参のことで赤褐色に乾燥した人参です。

白参(はくじん)とは生の高麗人参を指します。

つまり韓国産の高麗人参でも、紅参の方が一番サポニン種類数が多い訳ですね。

多くのサポニン成分をバランス良く含んだ高麗人参は、私たちにとって心強い“保健食品”と言えるかもしれません。

※紅参の理解が深まると高麗人参の理解も深まります。詳しく知りたい方は「高麗人参の紅参とは?」をご覧ください。


▲韓国産の高麗人参、紅参のイメージ写真

目次:

  1. 新陳代謝を改善して疲労回復をする
  2. 生活習慣病を予防する(メタボ予防)
  3. 肝機能を高めて病気を防ぐ
  4. 免疫力を高めて風邪を防ぐ
  5. 咳や痰(たん)を抑制する

1.新陳代謝を改善して疲労回復をする

特に高麗人参の主成分であるサポニンには、“精神安定剤”のような働きが見られ、疲労を薄める効果が期待できると言われています。

人間は朝の4〜5時に血流促進が始まり、これに交感神経が刺激されて体温が上昇します。

これに伴って代謝エネルギーが上がり、脳に「起きてください!」と指令を出すのです。

でも過労やストレスの影響によって代謝エネルギーが上がりっぱなしだと、体内エネルギーが枯渇してしまい、疲労がたまってしまいます。

当然、体力も低下して、老廃物が貯まっていくと倦怠感(=だるい感じ)を感じます。

このような新陳代謝の低下が、体力低下を引き起こし、再生能力が衰える結果となるのです。

でも高麗人参には、人間の体力が低下している時、内分泌系ホルモンの分泌を抑制することで、新陳代謝を改善させる働きがあるようです。

2.生活習慣病を予防する(メタボ予防)

サポニンは、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの様々な生活習慣病の予防や改善に効果的であることも分かってきています。

サポニンには血栓(血の固まり)をできにくくする作用、コレステロールを分解・排出する作用、善玉コレステロールの増加など、結果的に動脈硬化を阻止する働きが確認されているようです。

つまりメタボを予防する効果も期待できる訳ですね。

よく「メタボ」と略される「メタボリックシンドローム」とは、内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)であることに加えて、高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち2つ以上を併発した状態をいいます。

このような複数の症状が併存する状態は、心筋梗塞や脳卒中といった死に至らせる合併症を引き起こす可能性が高まります。

厚生労働省が2006年に公表した、日本におけるメタボ該当者またはその予備軍は40〜74歳において男性が2人に1人、女性で5人に1人もいたようです。

ちなみにこの「メタボ」という言葉、診断基準が曖昧ということで今は厚生労働省も使用しなくなったみたいです(;´д`)

3.肝機能を高めて病気を防ぐ

サポニンは肝機能を高めて、肝硬変や肝臓がんを防ぐ効果が期待できます。

肝硬変や肝臓がんは主にアルコールなどの大量飲酒の習慣が原因であるとされています。

ですがサポニンは、アルコール分解酵素を活性化させて肝機能を高め、アルコール分解を促進するのです。

またアルコールなどの解毒作用の低下によって活発化した活性酸素(肝障害を引き起こす要因)から肝臓を守る働きもあります。

ちなみにアルコールから肝臓を守るためには、飲酒の1時間ほど前に高麗人参のサプリや飲料水を服用する方法が最も効果が高いようです。

4.免疫力を高めて風邪を防ぐ

サポニンは免疫力を高める効果があり、風邪やインフルエンザなどを予防が期待できます。

「免疫力」とは、私たちの体に本来備わっている、病気やケガから体を守る防衛機能のことです。

この免疫力が下がると、疲れやすくなったり、風邪やインフルエンザなどの感染症を長引かせたり、病気やケガがさらに悪化してしまう恐れがあります。

サポニンには、細菌やウイルスを攻撃して体を守る免疫機能(=ナチュラルキラー細胞)を活性化する働きがあることが分かっています。

5.咳や痰(たん)を抑制する

特に桔梗の根に含まれる成分のサポニンは、咳・痰・のどの腫れ・のどの化膿などにも効果が期待できます。

サポニンを適量に摂ると、肺に侵入して来たた異物やゴミを取り除く気管の分泌液が促進されて、痰が出やすくなることが確認されています。

このため、桔梗の根は咳を鎮める薬、痰を除く薬として活用されています。

当記事が参考にした高麗人参サイト

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